vimのdigraphsで遊ぶ ひとりぷちアドベントカレンダー2017 19日目
簡易なIME的機能、digraphs
で遊んでみようというお話です。
入力と出力結果の関係性が面白いです。
digraphs
digraphs
(ダイグラフ)は、キーボードに無い文字を入力する仕組みのひとつです。
簡易なIME的なものです。
2つのキー入力で、ひとつの文字を入力します。
日本の環境では立派なIMEが常備されているので、お目にかかる事はあまり無いかもしれません。
詳細が知りたい時はこちらをどうぞ。
:help digraph
使い方
入力状態のとき、Ctrl+k
を押すと受付状態になり、?
が表示されます。
その後に入力した2つキーから1つの文字を入力する事ができます。
一例
入力と出力結果の関係性は様々です。 多くは外見から来るもの、名称由来なものですが、謎な物も多いです。
一覧は:digraphs
で確認できます。
外見
a
と:
でä
-
と:
で÷
o
と/
でø
名称
C
とo
で©
Y
とe
で¥
O
とK
で✓
日本語
t
とu
でつ
T
とu
でツ
t
とU
でっ
終わりに
一覧を見るとなんだかワクワクしますね。
日本語50音そろっているので、頑張ると日本語フォントやIMEが無い環境でも日本語文章をつくれます!直接確認できないのでつらいけれども。
コード登録で少し面倒ですが、自分でオリジナルの組み合わせも利用できます。気になったらぜひヘルプ:help digraph
を眺めてみてください。