curluneの日記

日々試行錯誤。雑多に、気ままに、てきとーに。HoloLens/Oculus Rift,Touchと戯れる日々。

VRChatで遊ぶ - SDKを準備する

ここ最近、時間も忘れてVRChatで過ごしています。 試行錯誤しながらも、できることが増えていくのは楽しいですね。 せっかくなのでメモがてら何かしら書いていこうと思います。 まずは、自由を手に入れるためのSDKの準備についてです。

VRChatとは

好みの姿で自由に過ごせるゲーム?です。 VR機器がなくても遊ぶことはできます。

store.steampowered.com

しばらく過ごすと自由な動きを求めてVRに手を出す方が多いようです。身の回りだけでも次々とVR勢力が増え、影響力すごいなあと感動しています。楽しいは正義。

VRChatの特徴であり面白いことろは、誰でも簡単にコンテンツを作れる、という自由度の高さです。

作れるもの

大きく分けて2種類のコンテンツを作ることができます。ユーザの分身であるアバターと駆け巡るステージであるワールドです。 基本的には個人用で、自分や身の回りで利用できます。別途お願いすることで、誰でも使えるように公開もできるようです。

コンテンツはUnityで自由に作成できます。 使えるコンポーネントは指定されていて、直接コードを書くことはできません(ホワイトリスト)。あるものをうまく組み合わせて表現する、という形式です。 ワールドに関しては、コードの代わりにイベントを発生させる仕組みが提供されています。

ドキュメントはこちら。ところどころ書いてあることと違う箇所があったりも...。何か書いていきたいところ。 https://docs.vrchat.com/

コンテンツが使えるようになるまでの流れ

ざっくりとこんな感じです。

初回

  1. VRChatにユーザ登録
    • コンテンツVRChatのアカウントに紐づきます。登録・利用のために必須です。
  2. SDKをダウンロード
  3. Unity 5.6.3p1をインストール (2017-02-18時点)
  4. Unityで新規プロジェクト作成
  5. UnityでSDKをインポート
    • メニューの Assets > Import Package > Custom Package...
  6. UnityでVRChatにログイン
    • 追加されたメニューの VRChat SDK > Settings

コンテンツ作成

  1. 素材を集めてくる。
  2. Unityで新規シーンを作成して配置
  3. 作ったものをVRChatに登録
    • メニューの VRChat SDK > Show Build ControlPanel
    • アップロードにしばらくかかるのでまったり待ちます。

利用

  1. Steam経由でVRChatをインストール
  2. VRChatを起動
  3. VRChatのユーザでログイン
    • ゲームログインのためにはメールアドレスの確認が必要です。送られてきたメールを確認しておきましょう。
  4. メニューから登録したものを選択
    • Esc か コントローラのメニューっぽいボタン > Avater or World の Mine.

めも

  • Unityでできるのは登録まで。
    • Unity内部でプレイはできません。クライアント機能はないので登録後にVRChatアプリで試す必要があります。
      • 直接実行しないのでシーンにカメラ不要です。Example含めShow Build ControlPanel からの登録で実行します。
    • ワールドは Unity経由でVRChatアプリをtest起動はできます。アップロードしないので早くて便利。
  • 登録時の写真は、登録起動中に Sceneへ切り替えてHierarchyの VRCCamのトランスフォームで調整できます。
  • VRChatの各種ウィンドはどこか収納しておくと散らからずに便利です。

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次回は アバターかワールドの作成、のよてい。