HoloLensへデバイスポータル経由で日本語を入力
デバイスポータルを眺めていたら Virtual Input なるものを発見。
これはもしや…と試してみたらHoloLensに対して日本語入力できちゃいました! Bluetoothなキーボードが無い時にPCやスマホから入力したり、ペーストもできて便利です。
デバイスポータル
何かと機能が詰まっている便利なヤツです。
セキュリティ設定から開発者モードをオンにして、ポータルもオンにするとWEBブラウザからアクセスできるようになります。 初回アクセス時にベーシック認証用のユーザ名とパスワードを設定します。
アクセス方法は2種類、USBをつないで http://127.0.0.1:10080 か、同じネットワーク内から https://{HoloLensのip}/ です。
特に理由がなければ、USB不要なWi-Fi経由でのアクセスが便利です。 IPアドレスの確認は Holographic Remoting Playerがおすすめ。確認以外にもUnity等から繋いで遊ぶ事もできます(本来の用途)。 www.microsoft.com
別の端末からHoloLensへテキスト入力
まずはHoloLens側で入力状態を開始します。
次にお好みの端末からデバイスポータルを開いて、一番の Virtual Input を選択。
最後にテキストエリアに入力してSendのボタンを押すだけ! 日本語も通りました、万歳。
iPhoneでの入力例、こんな感じです。
コマンド(curl)を使ってHoloLensへテキスト入力
こんな感じで行けました!夢が広がります。
curl -X POST -k --data '' https://auto-{ユーザ名}:{パスワード}@{HoloLensのIP}/api/holographic/input/keyboard/text?text={入力したい文字}