curluneの日記

日々試行錯誤。雑多に、気ままに、てきとーに。HoloLens/Oculus Rift,Touchと戯れる日々。

HoloLensへデバイスポータル経由で日本語を入力

バイスポータルを眺めていたら Virtual Input なるものを発見。

これはもしや…と試してみたらHoloLensに対して日本語入力できちゃいました! Bluetoothなキーボードが無い時にPCやスマホから入力したり、ペーストもできて便利です。 f:id:curlune:20170207002933j:plain

バイスポータル

何かと機能が詰まっている便利なヤツです。

msdn.microsoft.com

セキュリティ設定から開発者モードをオンにして、ポータルもオンにするとWEBブラウザからアクセスできるようになります。 初回アクセス時にベーシック認証用のユーザ名とパスワードを設定します。

アクセス方法は2種類、USBをつないで http://127.0.0.1:10080 か、同じネットワーク内から https://{HoloLensのip}/ です。

特に理由がなければ、USB不要なWi-Fi経由でのアクセスが便利です。 IPアドレスの確認は Holographic Remoting Playerがおすすめ。確認以外にもUnity等から繋いで遊ぶ事もできます(本来の用途)。 www.microsoft.com

別の端末からHoloLensへテキスト入力

まずはHoloLens側で入力状態を開始します。

次にお好みの端末からデバイスポータルを開いて、一番の Virtual Input を選択。

最後にテキストエリアに入力してSendのボタンを押すだけ! 日本語も通りました、万歳。

iPhoneでの入力例、こんな感じです。 f:id:curlune:20170207004945p:plain

コマンド(curl)を使ってHoloLensへテキスト入力

こんな感じで行けました!夢が広がります。

curl -X POST -k  --data '' https://auto-{ユーザ名}:{パスワード}@{HoloLensのIP}/api/holographic/input/keyboard/text?text={入力したい文字}
  • ユーザ名の前にauto-を付ける必要があります。
    • 付けない場合は代わりにCSRFのトークンを渡さないといけません。
  • {入力したい文字}はエンコード必要です。
  • POSTで投げますがdataは空で良いようです。
  • -kは証明書のエラースキップのための物です。しっかり証明書対応してあげると不要です。