ひとつのGmailの受け取れるメールアドレス表記のお話 ひとりぷちアドベントカレンダー2017 22日目
gmailはひとつのアカウントでいくつかの表記のメールを受け取れるよ、というお話です。
ただし、たまーに悲しい事になる場合もあります。
受け取れるもの
実在するアドレスをつかうのもあれなので、@gmail.com
の代わりに@example.com
で表記します。
gmail
ではアカウント名そのもの以外に、.
(ピリオド)を含むものと+
(プラス)を含む物を受け取る事ができます。事前に設定等は必要ありません。
ピリオドを含むもの
アカウント名の好きな場所に好きな数の.
を含んでいても同じアカウントで受け取ることができます。最初と最後、連続はNGです。
例: curlune2
というアカウントの場合
curl.une2@example.com curl.une.2@example.com c.u.r.l.u.n.e.2@example.com
プラスを含むもの
アカウント名の最後に+
とすきな文字列を含むメールも同じく受け取る事ができます。
@
はだめ、など多少制限はあります。アカウント名部分は先ほどのように.
を含むことができます。
例:
curlune2+abc123@example.com curl.une2+nospam@example.com
たまにある悲しい事
そんなもの受け付けない
意図的な制限の場合や考慮していない場合、+
を含むアドレスは正しいメールアドレスと認識してもらえない事があります。
受け付けたけど扱えない
登録できないだけなら良いのですが、稀に登録できるけれど扱えない部分がある
というところがあるので注意が必要です。
先日の記事もそんな例のひとつです。
受信だけでなく送信もできる
別表現のアドレスは受信だけでなく送信にも使えます。
受信は何もせず行えますが、送信の場合は個別に設定が必要です。
別表現から送信できるようにする
gmailの設定画面から送信元を登録する事ができます。
他のメールアドレスを追加 を選択すると 名前とメールアドレスの入力画面が出てきます。
メールアドレスの部分に.
や+
を含むアドレスを入力する事で送信に使えるようになります。
以降、メールを送信する際にFrom欄を選択するとプルダウンにて先ほど追加したアドレスを選べるようになっています。
終わりに
+
を含むような特殊なメールアドレスを受け付けない、というのは構わないと思います。けれども、半端に動作するのは勘弁してほしい......。